オフィスアクティビティ調査システム Activity Analysis

オフィス全社員の行動調査を行い、統計分析処理をして、在席率、在館率、オフィスワークの特長、ミーティングスペースの利用状況などを導き、オフィス設計・本社ビル建築計画などの基礎情報を提供するシステムです。

オフィスでの社員の働き方を把握する有力な手法です。

一定期間(通常1週間) タイムゾーン(1時間)ごとに、社員が、どこに居て、何をしていたか、を調査します。

その際、社員の動作行為(アクティビティ)に着目し、データを収集します。

統計的に処理した結果を、業務在席率/業務在館率の把握・オフィススタンダード設定・ミーティングスペース最適化・オフィス要求仕様の根拠として、活用します。

アクティビティ調査では、新たに、知的生産性項目の質問が可能となりました。 これにより、社員が感覚として感じている知的生産性の程度をデータ化することができます。

知的生産性拡張機能を利用できるようになりました。

アクティビティ調査の1時間ごとのタイムゾーンの中で、その1時間の、回答者の感覚としての知的生産性の程度を回答していただきます。 その際、最も影響を与えたと思われる要因についても、データを収集します。

個々の回答者の回答は、当然、主観性が強くでますが、全社員について、かつ、対象期間の全タイムゾーンについて統計を取ると、 主観性が相当程度捨象され、そのオフィスの全体的知的生産性指標が得られます。 かつ、場所別・アクティビティ別・時刻帯別・影響要因別 等々 知的生産性の状態を分析し、改善ポイントをピックアップしていくことができます。

特に、Pre, Post の両POEでは、組織の人的構成は極端には変わらないため、社員の主観性の差異の影響はPre/Postでほぼ同等と考えられます。Pre, Post のPOEとしてアクティビティ調査を行い、前後を比較することにより、オフィスが改善されたことの結果、知的生産性の程度がどのように変わったか、 有力な評価情報を得ることができます。

最新のコンピューターネットワーク技術により、容易に実行できます。

アクティビティ調査は、Webアプリケーションで行います。

調査対象社員は、調査期間中、1日に一度、自席のネットワークPCのインターネットブラウザで、アクティビティ調査サイトにアクセスし、アンケートに答えるだけです。要する時間は、5分程度です。下図の左側が標準アクティビティ回答画面、右側が知的生産性質問付アクティビティ回答画面です。(画像をクリックすると大きい画面でご覧になれます。表示される個人名は架空のものであり実在の個人を指すものではありません。)

   アクティビティ回答画面 アクティビティ知的生産性付回答画面

統計分析の参照は、スマートクライアント方式のWindowsアプリケーションで行います。

ファシリティマネージャー・オフィスプランナーは、自席のネットワークPCでWindowsプログラムを起動することにより、 自動的に、弊社アプリケーションサーバーにアクセスし、統計分析を参照することが出来ます。部門別・職種別・タイムゾーン別での 在席率・在館率、全社・部門別・職種別での居場所統計、アクティビティパターン統計、ミーティングアナリシス、 知的生産性指標統計など、豊富で実践的な統計を、即時に参照できます。(画像をクリックすると大きい画面でご覧になれます。)

在席率統計 Activityグラフ ミーティング分析 知的生産性指標マトリックス 知的生産性指標要因別 知的生産性指標重要度相関

統計表は、グラフを交えた表現力豊かな画面として、参照でき、かつ、プリントアウトしたり、エクセルやPDFにダウンロードすることも出来ます。


充実した管理機能

調査の実施には、対象部門・対象社員の登録など、準備が必要です。専用の管理画面で、これらの登録変更が対話型でできるほか、エクセルデータから、CSVファイルを作成し、CSVアップロード機能を使用することにより、多量の社員登録を一気にセッティングすることが出来ます。また、質問項目は、標準が用意されていますが、会社の実情に合わせて追加・変更して実施することが出来ます。

充実したセキュリティ。

調査回答画面、分析画面ともにSSL通信により保護されています。また、必要に応じて、IPフィルタリングも設定することが出来ます。また、回答内容を他の社員から読み取られないようパスワードロックすることも可能です。